世界と日本経済の潮目 2008年―金融マーケットを先読みせよ メディア情報から読み解くマネーの潮流 (2008)



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世界と日本経済の潮目 2008年―金融マーケットを先読みせよ メディア情報から読み解くマネーの潮流 (2008)
世界と日本経済の潮目 2008年―金融マーケットを先読みせよ メディア情報から読み解くマネーの潮流 (2008)

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世界の潮目に取り残される日本

世界は搾取する側が利益を得るために「運営」されています。
日本はマスコミと金融を支配され間接統治下にある搾取される側ですから
日本のテレビをいくら見ていても真実は報道されません。
(最近のテレビを見ていればわかると思います)
まずこれを念頭に置くことが肝要。
ではどこから真実の端っこがわかるのか?
この本は世界に公開されているメディア情報から読み取ることが「可能」であると
説いています。実際、英語も読めない状態では非常に困難なのですが
それでも「基本的な構造」を理解することで少しだけ見えてくるものもあるでしょう。

作者は民間シンクタンクを設立し、情報を富有者層に売って日々の糧を得ています。
それは彼が本当にやりたいことをやるためでしょう。
従来の固定観念に縛られることなく、世界を大きな目で捉えてこれからの世界で
生き抜く力を持った人間を育成すること。
その人たちが願わくば大衆を導き日本を救ってくれる日がくることを願ってやみません。
いま世界経済の潮目にいる!

 ドイツ、北朝鮮などで外交官として勤務した経歴を持つ若い著者が、サブプライム問題などの事実関係を分析、その後の世界経済を短期的に予測した力作といえそう。総論としての著書「仕掛け 壊し 奪い去るアメリカの論理」に続く各論の意味を持つ。
 一番興味を引かれたのは、為替(クロスレート)で、その動きは経済だけでなく世界政治のトレンドを如実に示しているという。サブプライム後のアメリカはこれまでの金融経済重視=破戒型から、ドル覇権の後退で内政重視=創造型の経済に変化する「潮目」に入っている。アメリカとの中国やイギリス、特に日本では情報の少ないドイツとの関係を論じながら、為替はさらにドル安(円高)に動くと予測している。通貨と政治をリンクていく論理に現実味が溢れている。
 まだ日本では輸出にとって有利な円安容認論が盛んだが、著者は円高のメリットを強調している。
 さらに北朝鮮外交でアメリカと中国は「日本パッシング」をし、近く北朝鮮・韓国の融和による「朝鮮特需」が生まれる可能性があると予測している点は注目である。
 著者は現代社会では情報・分析が益々重要になっているとし、そのエキスの95%は誰でも目に出来る新聞やネット、一般公開情報にある、としている。これは正論だろうし、かつて立花隆氏が行った「田中金脈研究」も一般公開情報・分析の手法によるものだった。
 ただ、ドイツと北朝鮮の分析を除いて、机上論に傾きすぎの印象も受けた。著者は若いのだから現場へ出かける行動・取材があればもっと説得力が増すと思う。
コンパスのごとく、

混迷を極める投資環境に、よく整理され、さらには分析された
情報をまとめた良書。
不透明なマーケットを見定めるための、まるでコンパス
(航海を安全にする方位磁針)のような役割を担ってくれる本との感想を持った。

新聞などに掲載された記事をベースにして、明日の世界経済のトレンドを
読み解いていく。いわゆる公開情報を読み解いた。
「なんだ、新聞を読んだだけじゃない」と思われるかも。
しかし、根気よく読み解いた結果、見えてきたこと。
さらに見えてきたものに対して、著者が積み上げたキャリア(外務省でドイツで留学、北朝鮮の拉致問題では、現場で実務を担当。2000年の九州沖縄サミットでは、ドイツ語の通訳など)も活かして、真実に迫っている。

機関投資家とは違い、圧倒的に情報量も少ない個人投資家としては、この著書から
学べるクオリティの高い内容は、有り難い。
同書を頼りに、さらに個人レベルで公開情報に接することで、精度の高い投資判断が出来る
と感心した。
読後の感想としては、2008年全体を通してのドル円為替のトレンド。さらに中国元の行方、
さらに存在感を増す欧州通貨ユーロの力強さを体感できた。
文句なしで5つ★を進呈。著者・原田武夫氏に感謝を申し上げたい。
ディスインフォメーションから逃れるために

これまでの大きな話や構造の解明ではなく、毎日の市場の変転の中から市場の節目を探していこうという作業のまとめです。題材として2007年の一年が取り上げられています。たしかにいくつかの節目と新聞では紹介されることのないモティーフ(金融資本主義のモデルをめぐるドイツ対アメリカの構図)が解明されます。世界の優秀で「悪い人」はここまで考えて行動しているのか、とただ驚くだけでした。ただ読後感は必ずしもすっきりしたものではありません。というよりもよくわからないというのが正直な感想でした。公開情報だけで、世の中の95%は解明できるといわれても、普通の凡人が、5つも新聞を購読し、ドイツ語の新聞まで眼を通すなどということは、しょせん無理な話です。私なんかひとつの新聞すら目にしない日があるくらいです。ということは、やはり素人や凡人は賭場には近づくなということですね。最後に気になったのは、著者の視座が、徹頭徹尾、いわゆる「合理的アクター」モデルに基づいている点です。昨年夏の各国中央銀行の市場への流動性供給やnorthern rockをめぐる英国の金融当局の醜態、サブプライムの問題をめぐる米国当局の混迷などを見ると、市場がそんな合理的なものとは決して思えないのですが。
世界と日本経済はどうなっていくのか

日本のマーケットをめぐるアメリカ、ロシア、中国、北朝鮮、欧州の動向。
こうした国外の圧力によりひそかに翻弄される日本のマーケットの姿が浮かび上がってくる。
同時に、その重要性も。いったい世界の中で日本と日本経済はどうなっていくのか、そんな不安をいだきつつ、新しいマーケット分析手法を本書では知ることができた。



ブックマン社
北朝鮮vs.アメリカ―「偽米ドル」事件と大国のパワー・ゲーム (ちくま新書 699)
仕掛け、壊し、奪い去るアメリカの論理 ~マネーの時代を生きる君たちへ~ -原田武夫の東大講義録-
元外交官が教える24時間でお金持ちになる方法
「日本封じ込め」の時代―日韓併合から読み解く日米同盟 (PHP新書 444)
世界を動かす人脈 (講談社現代新書 1927)







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